台所の呪い?
台所で起こる呪い?
先日「 世界一受けたい授業」を見ていると、「台所でおこる呪いのミステリー」というコーナーがありました。台所の呪いとは「やせるおかず、つくりおき」シリーズで有名な柳沢英子先生の新しい著書「料理その手間、いりません、台所の呪いを解く方法」の特集でした。台所の呪いとは、手間をかけた料理をしてこそ素敵。冷凍食品やお惣菜なんて手抜き!という女性にかけられた呪いを解いて、手間とムダを徹底的に省いた方法を伝授してくれるというもの。
台所の呪いにかからない方法はSNS(インスタ映え)を意識しない事。今再評価されているのは手間を省いて味を重視した地味メシ!だそうです。
私は現在育休中です。2人育児に翻弄され、まったりサイクルの生活を送っておりますが、数か月後には職場に復帰予定です。一人育児の時でも時間が足りなくて、毎日バタバタした生活でした。そのため復帰までに時短家事の習得は必須です。
今回紹介されていたレシピは本当に手間を省いて時短な素敵なレシピだったので自分のための覚書として記録しておこうと思います。
柳沢流!呪いを解いたカレーの作り方
カレーを作るときにやってしまいがちな呪いのひとつは、「アメ色玉ねぎの呪い」です。玉ねぎをあめ色になるまで炒めるという呪いは、実は古い常識だそうです。現在売られているカレールウにはほぼ、アメ色玉ねぎと同じ、うま味成分が入っているので玉ねぎをアメ色に炒める手間がそもそも必要ないそうです。
もうひとつの呪いは「強火の呪い」です。これはアツアツのフライパンやお鍋で炒めるという呪いでこちらも古い常識。今はコールドスタートというのが新常識だそうです。コールドスタートとは冷たい状態のフライパンに乗せて、蓋をしてから火をつける方法です。この方法だと①徐々に温度が上がっていくため焦げ付きにくく失敗が少ない②油はねが少なく掃除が楽というメリットがあるそうです。
では実際のレシピです
- 冷たい深めのフライパンに野菜と肉などの全ての材料を入れる
- 油を大匙一杯まわしかける
- 弱火にかけて蓋をする。
- 具材には触れずに肉の色が変わったら蓋を開ける
- 水、カレールウを加える
- 再び蓋をしてとろみがつくまで煮込む(ここでも具材に触れない)
- 1度も具材に触れずに20分でおいしいカレーのできあがり
柳沢流!呪いを解いたから揚げの作り方
から揚げを作るときにやってしまいがちな呪いは「高温の呪い」から揚げを高温の油でカラッと揚げるのは古い常識。この方法では焦げやすく生焼けになりやすいのです。新常識は常温の油で揚げるだそうです。こちらでもコールドスタートを活用します。
では実際のレシピです
- 鶏肉を一口大に切る
- 塩コショウガーリックパウダー醤油で味付をして5分間漬け込む
- 小麦粉、片栗粉で衣をつけて十分なじませる
- 冷たいフライパンに並べる
- 常温の油を回しかけ中火にかける
- 5分後、色が変わったら裏返す
- さらに5分後、全体がきつね色になったら完成
柳沢流!呪いを解いたクリームパスタの作り方
パスタを作るときにやってしまいがちな呪いは「たっぷりお湯の呪い」です。パスタを茹でる時にはパスタ同士がくっつかないように、たっぷりのお湯でというのが今までの常識でした。お湯が沸くのに時間はかかるし、光熱費もバカになりませんでした。実はこれも古い常識。最近のパスタは品質が向上しているため、少ないお湯で茹でてもくっつきにくいというのが新常識。
では実際のレシピです
- フライパンのおおきさに合わせてパスタを折って入れる
- 塩コショウ、顆粒コンソメをかける
- フライパンに300ml程度のお湯(浸る程度のお湯)を入れる
- オリーブオイル、玉ねぎ、キノコなどお好みの具材をを入れる
- 蓋をして中火にかける
- 途中1 2回混ぜながら5分間茹でる
- ベーコンを加えさらに3分茹でる
- 生クリームを加えて完成
柳沢流!呪いを解いた電子レンジで作るサバ味噌の作り方
魚の煮つけを作る時にやってしまいがちなのが、「煮汁の呪い」です。これは煮つけをしている間、ずっと魚に煮汁をかけ続けるという呪いです。これも古い常識。煮汁をかけるどころか、レンジで簡単に作れてしまうのが新常識だそうです。
では実際のレシピです
- 耐熱容器に3センチくらいに切った長ネギをを並べる
- ネギの上に切れ目を入れたサバを乗せる
- 味噌、みりん、酒を混ぜた調味料を回しかける
- 薄切り生姜を数枚サバの上に乗せる
- ふんわりとラップをかけレンジで5分加熱する
- 魚を動かさないので荷崩れしないで完成
まとめ
kodakranはもともと料理下手なので、キラキラしたインスタ映え料理なんて作ったことがないです。なので呪いにはかかっていないつもりなのですが、スキルや知識がなさすぎて余計な手間をかけてしまっていた事に気付きました。こちらで紹介されているレシピは手間も、時間も節約できる時短レシピだったので、チャレンジしてみたいと思います。